3D Measurement3次元計測 事例

ドローン
2022.09.30
写真測量動画空撮

ドローン

無人航空機(ドローン)で撮影した写真をもとに3次元解析を行います。 平面位置精度10cmの点群データ及びTINデータの取得に成功しました。 ドローンを使った計測事例 メガソーラ開発地 3次元解析 このデータは、無人航空機(ドローン)により撮影された写真をもとに3次元解析を行った結果です。 平面位置精度10cmの点群データおよびTINデータの取得に成功しました。 この動画では、3次元解析結果から求められるTINデータや任意断面図の作成について紹介しております。 このように、データを可視化することで誰にでも分かりやすいものとなり今後さまざまな分野において活用が見込まれます。 このデータは、平成28年3月国土交通省国土地理院より公表された 「UAVを用いた測量マニュアル(案)」に準拠したものです。 地上型レーザースキャン計測事例はこちら

写真測量
2022.09.30
空撮

写真測量

2次元の写真から3次元データを取得する技術でもあり、高い専門知識を必要とします。空撮と組み合わせることで広範の測量が可能となります。 ◆ ラジコンヘリによる空中撮影を行います セスナ機やヘリコプターによる撮影にくらべ、低い高度での撮影が可能です。そのため、小地域や対象物を絞った撮影に適しています。 撮影位置やアングルが自由に設定でき、工事現場の進捗管理や完成写真、川や道路を追跡する撮影など可能性はあらゆる分野に広がります。 また、静止写真だけでなく、ビデオによる動画撮影もできます。撮影はすべてデジタルなので、用途に応じた編集・加工が可能です。 垂直写真から現況平面図を作成することもできます。 用途:工事現場、河川、道路、竣工写真、遺跡調査、計画区域、その他 ◆ 撮影写真 高  度  : 80m カ メ ラ  : キャノン EOS KISS 800万画素 焦点距離 : 42mm測量用基準杭に対空標識設置(複数点)。すべてのデータは、この座標値(X,Y,Z)を基準として構築される。 この写真は分かりやすいように地上から撮影したものである。 空中からの写真では分かりずらいが、 実際はこのように侵食されている。 ◆ 立体地図 自動TINデータの作成 TINデータとは… 全ての点データを三角形で 構築したものである。 この三角形からサーフェイス作成。TIN:Triangulated Irregular Network 自動コンターの作成 TINデータとコンターの統合 ◆ TINデータに写真データを貼り付ける 360度どの方向からでも見ることが可能になる。 ◆ TINデータに写真データを貼り付ける オルソ画像とは… 中心投影の写真を正射投影に変換した画像で通常の平面図と1:1である。縮尺に応じて出力可能。 この画像のメッシュ間隔は10m。 この画像は、オルソ画像に自動発生した等高線を重ね合わせたものである。 ◆ 横断図作成 すべてのデータが三次元化されているため任意な部分の 断面図を作成する事が可能。A-A' 断面 B-B' 断面 A-A' 断面図 単位:m B-B' 断面図 単位:m ◆ 横断図作成 これは、ある建物に刻まれた石の彫刻である。 その一部を画像再現したものである。 現在、この建物すべてを立体再現させる実験途中である。 ◆ 布袋像    上の画像は、360度 8方向から写真撮影し PI3000により画像再現したものである。 左の画像は各方向毎に自動TINを発生させたものである。 左の画像は、下に敷いた方眼紙を基準点(XYH)として等高線を自動発生することにより表現したものである。 ◆ 茂呂公園 斜め写真 これは、ラジコンヘリにより空撮したものをモザイクしたものである。 ・撮影高度 : 約50m上空から撮影 ・撮影コース: 4コース(1コース約10枚合計40枚を採用) ・対空標識 : 現地に20cm×20cmの標識を設置 それを基にモザイク作成 このモザイクは、ほぼオルソに近い形になっている。 そのため、ラスターとして実測平面図との重ね合わせが可能である。 ◆ 災害写真 この写真は、H19年9月7日に群馬県に集中豪雨をもたらした台風9号の「つめあと」である。 現地はかなりの急勾配で、崩れた方向に何もなく、全貌把握に困難であった。 そこで、ラジコンヘリによる撮影を行い、対岸からの状況把握に活用した。 また、この時ハイビジョンカメラによる動画撮影にも成功した。 このように、通常では決して見ることができない空からの映像は 今後幅広い分野での活用が期待される。 ◆ Photo Gallery ・群馬県 高崎市         ・工事用 進捗状況    ・赤城型民家の斜め写真